メールソフトやサーバーを乗り換えたいけれど、過去のメールが消えないか不安?
今の状態を見て、消さない手順を組み立てます
更新日 2026年10月26日
結論
メール移行で過去のメールを失わないためには、まず今のメールが「サーバーに残る方式(IMAP)」か「パソコンに取り込む方式(POP)」かを確認し、移行前に今のメールのバックアップを取ることが大切です。サーバーを乗り換える場合は、古いサーバーをすぐ解約せず、新しい方で送受信できることを確かめてから切り替えます。手順が多く、会社ごとに条件が違うので、全体の段取りを先に決めてから進めるのが安全です。
長年使ってきたレンタルサーバーのメールを、Microsoft 365やGoogle Workspaceに切り替えたい。あるいは、新しいパソコンに替えるのを機に、昔のメールソフトからOutlookに移りたい。でも、10年分の取引先とのやりとりが入っていて、「移行したら全部消えた」となったら仕事にならない…。手順を調べても、IMAP、POP、MXレコードと、知らない言葉ばかりで前に進めない。
まずは、このページで今のメールがどこに保存されているかを確かめてみてください。それが分かると、消えないための順番が決まります。分からなければ、メールソフトのアカウント設定の画面を私たちにチャットで送ってください。今の状態を確認して、安全な移行の手順を組み立てます。
こんな状況ではありませんか?
- 過去のメールがパソコンにあるのかサーバーにあるのか、自分でも分からない
- 新しいメールサービスに切り替えたいが、その間にメールが届かなくなるのが怖い
- 取引先に「アドレスが変わります」と案内したくない(アドレスは変えずに乗り換えたい)
- 古いメールソフトの中に、何年分ものメールと連絡先が入っている
- 社員が何人もいて、全員分を一度に切り替える段取りが想像できない
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
メール移行で何が起きているのか
メールは「どこで受け取るか(サーバー)」と「何で読むか(メールソフト)」の2つでできています。乗り換えにも2種類あります。
- メールソフトの乗り換え:サーバーはそのままで、読む道具だけ替える。たとえば昔のソフトからOutlookへ
- メールサーバーの乗り換え:受け取る場所そのものを替える。たとえばレンタルサーバーからMicrosoft 365へ
そして、メールの保存場所も2つの方式があります。
- IMAP:メールはサーバーに置いたまま、どの端末からでも同じものが見える
- POP:メールをパソコンに取り込み、サーバーからは消える設定が多い
POPで使っていた場合、過去のメールはそのパソコンの中にしかないことがあります。ここを確認せずに移行すると、「新しいサービスに過去のメールがない」ということになります。
まず自分で試せること
- 今のメールソフトのアカウント設定を開き、受信サーバーの種類が「IMAP」か「POP」かを確認する。Outlookなら「ファイル」→「アカウント設定」から見られます
- ブラウザでメールを見られる「Webメール」にログインし、過去のメールがどれくらい残っているかを確認する。ほとんどなければ、パソコン側にしか残っていない可能性が高いです
- 移行する前に、今のメールのバックアップを取る。従来のOutlookなら「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」で、メールをファイルに書き出せます(新しいOutlookでは書き出しの方法が違うので、分からなければご相談ください)
- 連絡先(アドレス帳)も別に書き出しておく。メールと別の場所に保存されていることが多いです
- サーバーを乗り換える場合は、古いサーバーの契約終了日を確認し、新しいサーバーで送受信を確認できるまで解約しない
- 乗り換えの日は、メールが少ない曜日や時間帯を選び、社員に「この時間は数時間、受信が遅れることがある」と事前に伝える
自分でやると難しいところ
メールサーバーの乗り換えでは、ドメインの設定(MXレコード:メールの届け先を指定する情報)を書き換えるタイミングがとても重要です。早すぎると新しい方の準備ができておらず、遅すぎると古い方にメールが届き続けます。さらに、なりすまし対策の設定(SPFなど)も一緒に直さないと、自分が送ったメールが相手の迷惑メールに入ることがあります。
ネット記事やChatGPTは手順を教えてくれますが、それはあなたのサーバーやドメインの契約を見ていない一般論です。ドメインを管理しているのが誰か、今どの方式で使っているかで、正しい順番は変わります。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:今のメールソフトのアカウント設定画面のスクショ、使っているサーバー会社の名前、移行先の希望をチャットで送信
- 任せる:スタッフが現状を確認し、バックアップ・新サーバーの準備・切り替え・確認の順番を、あなたの会社用に組み立てます
- 解決:過去のメールと連絡先を残したまま、新しいメール環境で送受信できる状態になります
よくあるケース
例えば「Microsoft 365に乗り換えたら、過去のメールが1通もない」という相談がよくあります。原因は、これまでPOPでパソコンにメールを取り込んでいたため、サーバーには何も残っていなかったことです。古いパソコンのメールソフトからデータを書き出し、新しいOutlookに取り込むことで、過去のやりとりをそのまま見られるようになります。
料金
今の状態の確認、移行の順番づくり、手順の途中で分からないところの質問は相談プランで対応します。ドメインの設定変更や複数人分のデータ移行など、作業そのものを任せたい場合はおまかせプラン(要相談)でお見積りします。
相談プランは月額5,000円(税込5,500円)、初月は無料です。
料金プランを見るよくある質問
- 移行の間、メールが届かなくなりませんか?
- 順番を正しく組めば、止まる時間をできるだけ短くできます。切り替えの日の段取りも一緒に決めます。
- 取引先にアドレス変更の連絡は必要ですか?
- ドメイン(@より後ろ)を変えなければ、アドレスはそのまま使えます。ドメインを変える場合は、お知らせの文面もご相談ください。
- 古いメールソフトのデータが、新しいソフトで開けません
- ソフトによって書き出し方が違います。使っていたソフトの名前を教えていただければ、取り出し方をご案内します。
- 社員10人分を一度に移行したいです
- 人数が多い場合は、作業ごとお任せいただく形もできます。まずは現状を送ってください。
- スマホでも会社のメールを見ています。移行後はどうなりますか?
- スマホのメールアプリも、新しいサーバーの設定に変える必要があります。パソコンと合わせて、設定の順番をご案内します。