大事なファイルを消して、ごみ箱も空にしてしまいましたか?
まず手を止めて、状況を送ってください
更新日 2026年10月26日
結論
ファイルを消してごみ箱も空にしてしまっても、OneDriveやGoogleドライブのごみ箱、共有フォルダやNASのごみ箱、Windowsのバックアップ、ファイルの「以前のバージョン」から戻せることがあります。まずは消した場所で新しいファイルの保存やソフトのインストールをやめ、残っていそうな場所を順に確認してください。どこにも見つからない場合は、データ復旧の専門業者に相談するのが確実です。
フォルダの整理をしていたら、取引先の見積書が入ったフォルダごと削除してしまった。ごみ箱に入っているはずと思って開いたら、先週まとめて空にしたばかり。共有フォルダから消してしまった、USBメモリの中身を消してしまった、という場合も同じように頭が真っ白になります。
まず、そのパソコンやUSBメモリで新しい作業をするのをいったん止めてください。それが復元の可能性を残すいちばん大切なことです。そのうえで、何を、どこから、いつ消したかをチャットで送ってください。戻せる可能性のある場所を順番に確認します。
こんな状況ではありませんか?
- 「ごみ箱を空にする」を押したあとで、大事なファイルが入っていたことに気づいた
- 「Shift」キーを押しながら削除して、ごみ箱を通らずに消えてしまった
- 共有フォルダのファイルを、誰かが上書きしたり消したりしてしまった
- USBメモリやSDカードの中身を消してしまった、または「フォーマットしますか」に「はい」と答えた
- 復元ソフトをネットで探しているが、どれを使っていいか分からない
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
なぜ消したファイルが戻ることがあるのか
パソコンでファイルを削除しても、その瞬間に中身が完全に消えるわけではありません。「ここは空き地です」という印が付くだけで、上から新しいデータが書き込まれるまで、中身が残っていることがあります。
- ごみ箱:パソコンのごみ箱を空にしても、OneDriveやGoogleドライブ、共有フォルダには別のごみ箱があり、一定期間残っていることがあります
- 以前のバージョン:ファイルの履歴を残す機能。上書きしてしまったファイルを前の状態に戻せることがあります
- バックアップ:外付けハードディスクやクラウドに定期的に保存していれば、そこから戻せます
- 上書きの危険:消したあとに新しいファイルを保存したり、ソフトを入れたりすると、空き地に新しいデータが書き込まれ、戻せる可能性が下がります
特にSSD(最近のパソコンに多い記憶装置)は、消した領域を自動で整理する仕組みがあるため、時間がたつほど戻しにくくなります。
まず自分で試せること
- 消したパソコンやUSBメモリで、新しいファイルの保存、ソフトのインストール、大きなダウンロードをやめる。復元ソフトを探してそのパソコンに入れるのも、いったん待ちます
- OneDriveやGoogleドライブを使っている場合は、ブラウザでそれぞれのサービスに入り、「ごみ箱」を確認する。仕事用のOneDrive(Microsoft 365)では、ごみ箱を空にしても、ごみ箱画面の下にある「第2段階のごみ箱」に残っていることがあります
- 消したファイルが入っていたフォルダを右クリックし、「プロパティ」の「以前のバージョン」タブに履歴がないか確認する。表示されない場合は、この機能が使われていない可能性があります
- 外付けハードディスクやNAS(ネットワークにつなぐ共有の保存装置)にバックアップを取っていないか確認する。NASにも独自のごみ箱がある機種があります
- メールに添付して誰かに送ったことがあるファイルなら、送信済みメールや相手からの返信に残っていないか探す。最終版でなくても、作り直しの手間が大きく減ります
- USBメモリやSDカードの場合は、パソコンから取り外して保管し、それ以上データを書き込まない
やってはいけないこと、自分でやると難しいところ
慌てて復元ソフトを次々に試すと、ソフトを入れること自体が上書きになり、戻せたはずのファイルが戻らなくなることがあります。また、パソコンから異音がする、何度も再起動するなど、機械の故障が疑われるときは、電源を入れ続けるほど状態が悪くなることがあります。
ChatGPTやネットの記事は復元の一般的な方法を教えてくれますが、あなたのパソコンの記憶装置の種類や、クラウドやバックアップの使い方を知らないので、どこから探すべきか、どこで手を止めるべきかの判断まではできません。費用をかけて専門業者に頼むべきかどうかも、状況次第です。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:消したファイルの名前や種類、元の保存場所(パソコン・共有フォルダ・クラウド・USBなど)、消した日時、その後にしたことをチャットで送信
- 任せる:スタッフが、戻せる可能性のある場所を優先順に整理し、一つずつ確認する手順をご案内します。専門の復旧作業が必要な場合は、データ復旧業者の選び方もお伝えします
- 解決:ファイルを取り戻せたら、同じことが起きても困らないよう、バックアップやごみ箱の設定を見直します
よくあるケース
例えば「パソコンのごみ箱を空にしてしまい、決算資料のフォルダが消えた」という相談がよくあります。確認すると、そのフォルダがOneDriveと同期されていて、OneDriveのごみ箱にはまだ残っていた、というケースが少なくありません。ブラウザからOneDriveのごみ箱を開いて元に戻すと、パソコンのフォルダにもファイルが戻ってきます。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 無料の復元ソフトを使ってもいいですか?
- 消したパソコンに入れると上書きの原因になります。使う前に、他に戻せる場所がないかを先に確認しましょう。
- データ復旧業者に頼むと、いくらかかりますか?
- 状態や業者によって大きく違うので、見積もりを取って確認してください。業者選びの注意点はお伝えできます。
- 共有フォルダのファイルを誰が消したか分かりますか?
- 共有の仕組みによっては履歴が残っています。確認できるかどうかを一緒に調べます。
- 二度と同じことが起きないようにしたいです
- 自動でバックアップを取る設定や、ごみ箱を長く残す設定があります。今の環境に合わせて整えるお手伝いができます。