SPFやDKIMの設定が必要と言われて困っていませんか?
今の設定を確かめて、何をすればいいかをお伝えします
更新日 2026年10月26日
結論
SPF・DKIM・DMARCは、自社のメールが「なりすましではない本物」だと相手のメールサーバーに証明するための設定で、まとめて送信ドメイン認証と呼ばれます。設定はメールソフトではなく、ドメイン(@の後ろの部分)を管理している会社の管理画面で行います。まず自社のドメインをどこが管理しているかを確かめ、届いたメールのヘッダーで認証結果を確認し、自信がなければ専門スタッフに確認と設定を任せるのが安全です。
取引先から「御社のメール、毎回迷惑メールフォルダに入っていますよ」と言われた。調べてみると、Gmailの送信者ガイドライン、SPF、DKIM、DMARCと、聞いたこともない言葉ばかり。ホームページを作った業者に聞こうにも連絡先が分からず、誰が何を設定すればいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく…。
送信ドメイン認証は、言葉は難しいものの、やることは「自社のメールが本物であることを、決まった場所に書いておく」ことです。このページでは、その仕組みと、今の設定を確かめる方法をまとめました。分からないときは、会社のメールアドレスと、届いた迷惑メール判定のメールをチャットで送ってください。今の状態を確認して、何が足りないかをお伝えします。
こんな状況ではありませんか?
- 自社から送ったメールが、取引先で迷惑メールに入ると言われた
- Gmail宛てのメールが戻ってくるようになった
- 「SPF」「DKIM」「DMARC」という言葉が出てきて、意味が分からない
- 会社のドメインやメールサーバーを、誰がどこで契約しているか分からない
- ホームページを作った業者と、もう連絡が取れない
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
そもそもSPF・DKIM・DMARCって何?
メールの差出人は、実は誰でも書き換えられます。そのため、受け取る側は「このメールは本当にその会社から来たのか」を確かめる仕組みを使っています。
- SPF:「うちの会社のメールは、このサーバーから送ります」という送信元の一覧を、ドメインの設定に書いておく仕組みです。リストにないところから送られたメールは怪しいと判断されます。
- DKIM:送るメールに電子署名(改ざんされていない証明)を付ける仕組みです。メールサーバー側で鍵を作り、その情報をドメインの設定に書きます。
- DMARC:SPFやDKIMで本物と確かめられなかったメールを、相手にどう扱ってほしいか(そのまま受け取る、迷惑メールにする、拒否する)を宣言する仕組みです。
- 書く場所:どれもドメインの「DNSレコード」という設定欄に書きます。DNSは、インターネット上の住所録のようなものです。
近年、GmailやYahoo!メールなどが、送信ドメイン認証ができていないメールの受け取りを厳しくしています。以前は届いていたメールが急に届かなくなるのはこのためです。
まず自分で試せること
- 自社のメールアドレスの「@」より後ろ(ドメイン)を確認する。例えば「info@example.co.jp」なら「example.co.jp」です
- 自分のGmailなど社外のアドレス宛てに、会社のメールから1通送る。パソコンのブラウザでGmailを開いて受け取ったメールを表示し(スマホのアプリではできません)、右上の「︙」から「メッセージのソースを表示」を選ぶと、SPF・DKIM・DMARCの結果が「PASS」か「FAIL」かが一覧で見られます
- ドメインをどこで管理しているかを確認する。ドメインやサーバーの契約時に届いたメール、請求書、毎年の更新案内などに、管理会社の名前が書いてあります
- 管理会社の管理画面にログインできるか確認する。ログインIDやパスワードが分からない場合は、無理に作り直さず、契約者情報を確認してから管理会社に問い合わせる
- メールの送信にレンタルサーバー以外のサービス(Google Workspace、Microsoft 365、メール配信サービスなど)も使っている場合は、それを書き出しておく。SPFにはこれらすべてを含める必要があります
自分で設定すると危ないところ
SPFやDKIMの設定は、1文字間違えるだけで、今まで届いていたメールまで届かなくなることがあります。たとえば、メール配信サービスを使っているのにSPFに書き漏らす、SPFの設定を2つ作ってしまう、といった間違いはよくあります。
ネットやChatGPTで出てくる設定例は、あなたの会社がどのサーバーから、どのサービスでメールを送っているかを見ていない一般論です。そのまま貼り付けると、かえって状況が悪くなることもあります。今の設定と送信元を全部洗い出してから書くことが大切です。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:会社のメールアドレス(ドメイン)と、迷惑メールに入ったと言われたメール、または戻ってきたエラーメールのスクショをチャットで送信。分かればドメインの管理会社名も教えてください
- 任せる:担当スタッフが今のSPF・DKIM・DMARCの状態を確認し、足りない設定と、どこで何を変えればいいかを整理します
- 解決:設定内容と手順をお渡しし、ご自身で設定できるよう案内します。設定作業そのものを任せたい場合は、おまかせプランで対応します
よくあるケース
例えば「ホームページのサーバーでメールを送っているが、Gmail宛てだけ迷惑メールに入る」という相談がよくあります。確認すると、SPFが設定されていない、あるいはDKIMの署名が付いていないことが多いです。ドメインの管理画面にSPFとDKIMを正しく追加し、DMARCを最初はゆるい設定で始めると、相手側で本物のメールと判断されやすくなります。
料金
今の設定の確認、足りない設定の説明、管理画面での操作の案内までは相談プランの範囲です。管理画面での設定作業の代行や、複数のドメイン・送信サービスをまとめて整える作業はおまかせプラン(要相談)で承ります。
相談プランは月額5,000円(税込5,500円)、初月は無料です。
料金プランを見るよくある質問
- 設定したら、迷惑メールに入らなくなりますか?
- 送信ドメイン認証は大事な条件の一つですが、メールの内容や相手側の設定でも判断されます。認証を整えたうえで、他に原因がないかも一緒に確認します。
- ドメインの管理画面のIDが分かりません
- 契約時の書類やメールから管理会社を探すところからお手伝いします。
- 設定するのに費用はかかりますか?
- 設定自体に追加料金がかからないサービスが多いですが、契約内容によるので管理会社の公式サイトで確認してください。
- 設定したあとで、何か変わったら?
- 月額定額なので、何度でもご相談ください。