売上を月別・担当者別に集計したいのに、ピボットテーブルが使えずに困っていませんか?
データを送るだけで、集計表の形まで整えます
更新日 2026年10月26日
結論
ピボットテーブルは、一覧表のデータを「行」「列」「値」に振り分けるだけで、月別・担当者別などの集計表を自動で作るExcelの機能です。うまくいかない原因の多くは操作ではなく元データの形にあり、「1行に1件の取引」「1行目に見出し」「空白行や結合セルがない」状態に整えれば、数回のドラッグで集計できます。整え方が分からなければ、データを見せて相談するのが早道です。
毎月の会議の前に、売上一覧を見ながら電卓やSUM関数で「4月はいくら」「〇〇さんの分はいくら」と手で足し上げている。ピボットテーブルを使えば一瞬だと聞いて挑戦してみたものの、画面右側に出てくる「フィールド」の欄で何をどこに入れればいいのか分からず、そっと閉じた…という方は多いです。
このページでは、売上を月別・担当者別に集計するための手順を順番にまとめました。途中でつまずいたら、売上データのファイル(またはその一部)をチャットで送ってください。どんな表が欲しいかを伺って、集計表を作るところまでお手伝いします。
こんな状況ではありませんか?
- 毎月、売上一覧から担当者ごとの合計を手で計算していて時間がかかる
- ピボットテーブルを作ったら、日付が1日ずつバラバラに並んで月別にならない
- 「データソースの参照が正しくありません」と出て作れない
- 金額の合計が、なぜか「個数」で集計されてしまう
- 新しい月のデータを足したのに、集計表に反映されない
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
そもそもピボットテーブルって何?
ピボットテーブルは「縦に長い一覧表を、知りたい切り口でまとめ直してくれる道具」です。数式を一つも書かずに、ドラッグだけで集計できます。
- 行:表の左側に縦に並べたい項目(例:担当者名)
- 列:表の上に横に並べたい項目(例:月)
- 値:集計したい数字(例:売上金額)。合計・個数・平均などが選べます
- フィルター:一部だけに絞り込みたいときの条件(例:特定の支店だけ)
例えば「行に担当者、列に月、値に売上金額」と置けば、担当者ごとの月別売上表が一瞬でできあがります。「行に取引先、値に売上金額」に入れ替えれば取引先別のランキングに早変わり。同じデータから何通りもの表が作れるのが強みです。
元の売上一覧は書き換わらないので、何度作り直しても元データは壊れません。気軽に試して大丈夫です。
まず自分で試せること
- 元データを確認する。1行目が「日付・担当者・取引先・金額」のような見出しになっているか、途中に空白行や合計行、結合されたセルがないかを見る。あれば別のシートにコピーしてから取り除く
- 表の中のどこか1つのセルをクリックし、「挿入」タブの「ピボットテーブル」を選ぶ。範囲が自動で選ばれるので、表全体が囲まれているか確認し、「新しいワークシート」でOKを押す
- 右側の一覧から「担当者」を「行」へ、「金額」を「値」へドラッグする。これで担当者別の合計ができます
- 「日付」を「列」へドラッグする。月ごとにまとまらない場合は、集計表の日付の上で右クリックし「グループ化」から「月」(年をまたぐなら「年」も)を選ぶ
- 金額が「個数」になっていたら、「値」の欄の項目をクリックして「値フィールドの設定」から「合計」に変える。それでも直らない場合は、元データの金額が文字として入力されている可能性があります
- 翌月のデータを追加したら、集計表の上で右クリックして「更新」を押す。元データの範囲の外に行を足した場合は、「ピボットテーブル分析」タブの「データソースの変更」で範囲を広げる
ここでつまずきやすい
ピボットテーブルの操作自体は数ステップです。つまずくのはたいてい元データの側です。日付が「2024.4.1」のように文字で入っていると月別にまとめられませんし、担当者名に「山田」「山田 」(後ろにスペース)が混ざっていると別人として集計されます。会計ソフトや販売管理ソフトから出したデータは、見出しが2行あったり、途中に小計行が入っていたりすることもよくあります。
ネット記事やChatGPTは手順を丁寧に教えてくれますが、あなたのファイルの中身を見ていない一般論なので、「手順どおりにやったのに数字が合わない」ときの原因までは分かりません。また、ピボットテーブルを毎月作り直すより、元データにそのまま追記できる形(テーブル機能)にしておくと、更新ボタン1つで済むようになります。こうした「毎月楽になる仕組み」まで考えるのは、データを見ないと難しいところです。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:売上データのファイル(取引先名などを伏せたものでもOK)と、「月別×担当者別の表がほしい」など欲しい集計の形をチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが元データの問題点を確認し、集計しやすい形に整えて、ピボットテーブルを作成
- 解決:集計表が入ったファイルをお返し。翌月から自分で更新する手順もあわせてお伝えします
よくあるケース
例えば「月別に集計したいのに、日付が1日ずつ横に並んでしまう」という相談はとても多いです。原因の多くは、販売管理ソフトから出した日付が文字として入っていてグループ化できないことです。日付を正しい日付データに変換してからピボットテーブルを作り直すと、「月」でまとめられるようになり、担当者別・月別の売上表が一画面で見られるようになります。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 関数(SUMIFSなど)で集計するのと、何が違いますか?
- 関数は決まった形の表を作るのに向いていて、ピボットテーブルは切り口を変えながら何通りも見たいときに向いています。用途に合わせてご提案します。
- Googleスプレッドシートでも同じことができますか?
- はい。Googleスプレッドシートにもピボットテーブルがあり、考え方は同じです。どちらでも対応します。
- 集計した表をグラフにしたいです
- ピボットテーブルからグラフを作ることもできます。会議で見せたい形を教えていただければ一緒に作ります。
- 売上データを外に出すのが心配です
- 秘密は守ります。気になる場合は、取引先名や金額をダミーに置き換えた数行のサンプルでも大丈夫です。