「DX」と言われても、うちの会社で何から始めればいいか分からずにいませんか?
今の仕事の困りごとから、最初の一歩を決めます
更新日 2026年10月26日
結論
中小企業のDXは、まず社内の仕事の中で「時間がかかっている」「同じことを何度も入力している」「紙を探している」作業を書き出し、その中から一番手間が大きく、始めやすいものを1つ選んでデジタル化するところから始めます。請求書の電子化、勤怠や経費のアプリ化、社内連絡のチャット化など、小さく始めて効果を確かめ、次へ広げるのが失敗しにくい進め方です。どこから手を付けるか迷ったら、困りごとを専門スタッフに伝えて優先順位を決めてもらうのが近道です。
商工会のセミナーでも、取引先との会話でも、新聞でも「DX」。「デジタルトランスフォーメーションで会社を変える」と言われても、うちは小さな会社で、システムに大きなお金をかける余裕もない。何が正解か分からないまま、とりあえず何かツールを入れなければ、と焦っている経営者の方は少なくありません。
小さい会社のDXは、大がかりなシステムの導入ではなく、毎日の仕事の中の「面倒」「二度手間」「探す時間」を1つずつ減らすことから始まります。このページでは、その考え方と始める順番をまとめました。迷ったら、今の仕事で困っていることを3つ、チャットで送ってください。どこから始めると効果が大きいかを一緒に決めます。
こんな状況ではありませんか?
- 「DXを進めないと」と言われるが、具体的に何をすればいいのか分からない
- ツールの営業を受けるが、うちに本当に必要なのか判断できない
- 同じ内容を、紙とExcelと会計ソフトに何度も入力している
- 社内にパソコンに詳しい人がいない、自分が一番詳しい扱いになっている
- 以前ツールを入れたが、使われなくなって結局元に戻った
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
そもそもDXとデジタル化は何が違うのか
DXという言葉は大きく聞こえますが、小さい会社にとっては、まずデジタル化の積み重ねと考えるのが現実的です。
- デジタル化:紙や手作業で行っていた仕事を、パソコンやスマホ、クラウドのサービスに置き換えることです。請求書をPDFで送る、勤怠をアプリでつける、などが当てはまります。
- DX:デジタル化によって浮いた時間や集まったデータを使って、仕事の進め方やサービスそのものをより良く変えていくことです。いきなりここを目指すより、デジタル化を積み重ねた先にあるものと考えると分かりやすくなります。
- ツールを入れるのは手段:ツールを入れること自体が目的になると、現場で使われずに終わりがちです。「誰の、どの手間を減らすのか」を先に決めることが大切です。
- 使える支援もある:国や自治体には、ITツールの導入を支援する補助金があります(名前や内容は年度ごとに変わります)。対象や条件も変わるため、公式の情報や専門家に確認しながら検討します。
まず自分で試せること
- 社員それぞれに、毎日・毎月の仕事で「面倒だと思っていること」を3つずつ書いてもらう。経営者の思い込みではなく、現場の声を集めることが大切です
- 集まった困りごとを、「紙を探す・回す」「同じ内容を何度も入力する」「連絡や確認に時間がかかる」「計算や集計に時間がかかる」などに分けて並べる
- その中から、「多くの人が関わっている」「毎日または毎月くり返し発生する」「今使っているツールの設定や、無料・低価格のサービスで始められる」ものを1つ選ぶ
- 選んだ仕事について、今の手順を紙に書き出す(誰が、何を使って、何分かけているか)。変えたあとと比べるための記録になります
- 新しいやり方は、まず1人か1部署で1か月ほど試してから、社内全体に広げる。うまくいかなかったら、元に戻せる形で始める
自分で進めると迷いやすいところ
DXについて調べると、成功事例や、たくさんのツールの比較記事が出てきます。ChatGPTに聞いても、正しい考え方は教えてくれますが、あなたの会社の仕事の流れや、社員の得意・不得意を見ていない一般論なので、「で、明日から何をするのか」が決まりません。
また、ツールの営業担当は自社製品を勧めるのが仕事なので、本当にそれが一番合うのかを中立に判断するのは難しいものです。今あるサービスの設定を変えるだけで済むこともよくあり、新しく契約する前に一度立ち止まって考えることが大切です。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:社員の人数と、今の仕事で困っていること(3つ程度)、今使っているソフトやサービスをチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが困りごとを整理し、効果が大きく始めやすい順番と、使える道具(今あるものも含めて)をご提案します
- 解決:「最初にこれを変える」という一歩が決まり、迷わず動き出せる状態に。進めながら出てくる疑問にも答えます
よくあるケース
例えば「DXを進めたいが、何から手を付けていいか分からない」という相談はとても多いです。困りごとを聞くと、日報を紙で書いて事務所に集め、それをExcelに打ち直している、といった二度手間が見つかることがよくあります。スマホから入力できるフォームに変えて、Excelに自動でたまる形にするだけで、打ち直しの時間がなくなり、次の改善に使える時間が生まれます。
料金
困りごとの整理、優先順位づけ、ツールの選び方や設定の案内までは相談プランの範囲です。ツールの設定代行、社内の仕組みづくり、仕事の流れに合わせた簡単な仕組みの開発などはおまかせプラン(要相談)で承ります。
相談プランは月額5,000円(税込5,500円)、初月は無料です。
料金プランを見るよくある質問
- お金をかけずに始められますか?
- 今使っているサービスの機能や、無料・低価格のサービスで始められることも多いです。状況を見て、費用をかけるべきところとそうでないところを整理します。
- 営業を受けたツールが、うちに合うか見てもらえますか?
- はい。提案資料や見積もりを送っていただければ、今の困りごとに合っているかを一緒に確認します。
- 補助金を使ってツールを入れたいのですが
- 制度の対象や申請の条件は年度で変わるため、公式の情報や専門家にご確認ください。ツール選びの考え方はご相談いただけます。
- 年配の社員が新しいやり方についてこられるか心配です
- いきなり全員に広げず、得意な人から試し、使い方を紙1枚にまとめてから広げるとスムーズです。説明のしかたも一緒に考えます。