契約書の印刷・押印・郵送をやめて、電子契約にしたいと思っていませんか?
小さい会社でも無理なく始める手順をご案内します
更新日 2026年10月26日
結論
電子契約は、PDFの契約書をクラウド上のサービスにアップロードし、相手にメールで送って、画面上で同意(署名)してもらう仕組みです。小さい会社なら、まず無料プランやお試しのあるサービスで1件送ってみて、使い勝手を確かめるのがおすすめです。どの契約を電子にしてよいか、印紙や保存のルールなど税務・法務の判断は、税理士や専門家に確認しながら進めましょう。
契約書を2部印刷して、製本して、印鑑を押して、収入印紙を貼って、返信用封筒を入れて郵送。相手から戻ってくるまで1〜2週間。その間「届きましたか」「まだですか」と確認の連絡を入れる。取引先から「電子契約でお願いできますか」と言われても、何から始めればいいか分からず、つい紙で…となっていませんか。
電子契約は、思っているより小さく始められます。まず1件、相手に送ってみるところまでが一番大事です。このページで仕組みと始め方を確かめてみてください。サービスの登録や操作で迷ったら、その画面を私たちに送ってください。次にやることをご案内します。
こんな状況ではありませんか?
- 契約書の郵送と返送待ちで、契約開始が遅れたことがある
- 取引先から電子契約を提案されたが、どう受ければいいか分からない
- クラウドサインやGMOサインなど、名前は聞くが違いが分からない
- 電子契約にすると印紙代がかからないと聞いたが、本当か自信がない
- 契約書を紙で保管していて、探すのにいつも時間がかかる
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
そもそも電子契約って何?
電子契約は、紙の代わりにPDFなどの電子データで契約を結ぶ方法です。紙に押す印鑑の代わりに、電子署名(誰がいつ同意したかを証明する電子的な記録)を付けます。
流れはシンプルです。
- 送る側:契約書のPDFを電子契約サービスにアップロードし、相手のメールアドレスを入れて送信
- 受け取る側:届いたメールのリンクを開き、内容を確認して「同意」ボタンを押す(サービスによっては、受け取る側は登録不要)
- 完了後:署名済みのPDFが双方に届き、サービス上にも保管される
紙と比べて、印刷・製本・郵送の手間がなくなり、どこにどの契約書があるかを検索で探せるようになります。一方で、相手が電子契約に応じてくれない場合や、法律で書面が求められる契約もあるので、全部を一度に切り替える必要はありません。
まず自分で試せること
- 今の契約書を種類ごとに書き出す(業務委託、秘密保持、売買、雇用など)。件数が多く、毎回同じひな形を使っているものから電子にすると効果が大きいです
- 電子契約サービスの公式サイトで、無料プランやお試しの有無、月に送れる件数、受け取る側に登録が必要かを確かめる。料金や条件は変わるので、公式サイトの最新情報で比べてください
- 契約書のひな形を、WordやExcelからPDFにしておく。WordやExcelなら「ファイル」→「エクスポート」や「名前を付けて保存」でPDFを選べます
- 最初は社内の人や親しい取引先を相手に、テストとして1件送ってみる。相手にどんなメールが届き、どう同意するのかを自分の目で確かめておくと、本番で説明しやすくなります
- 電子契約にした書類の保存方法(サービス上に置くのか、PDFを社内のフォルダにも保存するのか)を決めておく。電子帳簿保存法との関係は、税理士に確認するのが安心です
- 取引先に電子契約を提案するときは、使うサービスが対応していれば「受け取る側は無料・登録不要でご利用いただけます」など、相手の手間が少ないことを一言添える
導入で迷いやすいところ
電子契約で迷うのは、サービスの操作よりも「どの契約から、どう切り替えるか」の判断です。印紙税の扱い、電子帳簿保存法での保存の仕方、社内で誰が送信してよいかなど、決めることがいくつもあります。
ChatGPTやネット記事は一般的なメリットを教えてくれますが、あなたの会社の契約の種類や件数、取引先の様子を知らないので、どこから始めるべきかまでは決められません。また、税務・法務の扱いは状況によって変わるので、断定的な答えを鵜呑みにせず、専門家に確認する部分を切り分けることが大切です。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:今使っている契約書の種類と月の件数、気になっている電子契約サービスの名前、操作中の画面のスクショなどをチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが、始めやすい契約の種類とサービス選びのポイントを整理し、登録や送信の操作をご案内
- 解決:最初の1件を電子契約で送り、相手に同意してもらえる状態に。社内での送り方の手順もまとめてお伝えします
よくあるケース
例えば「電子契約サービスに登録したけれど、契約書のどこに署名欄を置けばいいか分からず止まっている」という相談はよくあります。紙の契約書と同じ感覚で、押印欄の位置にこだわってしまうことが原因です。多くのサービスでは、署名の位置を細かく決めなくても同意の記録が残る仕組みになっているので、まずは契約書のPDFをそのままアップロードして送信まで進めると、流れがつかめます。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 電子契約にすると、本当に収入印紙はいらないのですか?
- 一般的には不要とされていますが、契約の内容によって扱いが変わることもあります。税務の判断になるので、税理士に確認してください。
- 相手が電子契約に慣れていない場合はどうすればいいですか?
- 受け取る側の操作手順を簡単にまとめた案内文を一緒に作ります。それでも難しい相手とは、紙の契約を続けて問題ありません。
- 相手から送られてきた電子契約に署名するには?
- 届いたメールのリンクを開いて、内容を確認して同意するだけのことがほとんどです。画面で迷ったらスクショを送ってください。
- 過去の紙の契約書も電子化したほうがいいですか?
- 必須ではありません。スキャンして保管する方法もありますが、保存のルールは専門家に確認したうえで進めましょう。