カフェやホテルのフリーWi-Fiで仕事をしても大丈夫?
使い方を送るだけ、安全に使うための設定を一緒に確認します
更新日 2026年10月26日
結論
フリーWi-Fiで仕事をするときは、パスワードのない(鍵マークのない)Wi-Fiや、提供元が分からないWi-Fiにはつながず、つなぐ場合もWebサイトのアドレスが「https」で始まることを確認します。顧客情報や社内システムを扱うなら、VPN(通信を暗号化するトンネルのような仕組み)を使うか、スマホのテザリングに切り替えるのが安心です。パソコン側では、ファイル共有をオフにする「パブリックネットワーク」の設定にしておきます。
泊まりがけの仕事で使うホテル、打ち合わせ前のカフェ、新幹線の待ち時間。ちょっとメールを返したい、資料を直したいと思ったとき、フリーWi-Fiはとても便利です。でも、ニュースで「公衆Wi-Fiは危ない」と聞いてから、つないでいいのか、つないだら何が漏れるのかが気になって、仕事に使うのをためらっている。逆に、社員が何も気にせず使っているのを見て、不安になることもある。
フリーWi-Fiは、いくつかのポイントを押さえれば、危険を大きく減らして使えます。このページで、何が危ないのか、どう使えば安全かを確認してみてください。社員の使い方や、持ち歩いているパソコン・スマホのことをチャットで送っていただければ、あなたの会社に合ったルールと設定を一緒に考えます。
こんな状況ではありませんか?
- 外出先のホテルやカフェで、フリーWi-Fiにつないでメールを見ている
- 店名に似たWi-Fiがいくつも出てきて、どれが本物か分からないことがある
- 社員が外出先でどう仕事をしているか、把握できていない
- 「VPNを使えば安全」と聞いたが、何をどう準備すればいいか分からない
- 外で社内のファイルサーバーや業務システムにつなぐことがある
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
フリーWi-Fiは、なぜ危ないと言われるのか
フリーWi-Fiは、誰でも同じネットワークにつながる仕組みです。そのため、家や会社のWi-Fiと比べて、次のような危険があります。
- 通信をのぞかれる:パスワードのないWi-Fiでは、通信が暗号化されていないことがあり、同じWi-Fiにつないでいる人に内容を見られるおそれがあります
- 偽物のWi-Fi:お店のWi-Fiとそっくりな名前の「なりすましWi-Fi」を、悪意のある人が用意していることがあります。つなぐと、通信を横取りされたり、偽のログイン画面に誘導されたりします
- パソコンが見えてしまう:パソコンのファイル共有がオンのままだと、同じWi-Fiの人からパソコンが見えることがあります
とはいえ、今はほとんどのWebサイトやメールサービスが「https」で暗号化されているので、フリーWi-Fiにつないだだけで、すぐに何もかも漏れるわけではありません。危ないのは、偽物のWi-Fiにつないでしまうことと、暗号化されていない通信で大事な情報を扱うことです。
まず自分で試せること
- つなぐ前に、お店やホテルの掲示・案内でWi-Fiの正式な名前を確認する。似た名前がいくつも出てきたら、案内と完全に一致するものだけを選びます
- Windows 11では、つないだ後に「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→つないでいるWi-Fiのプロパティで、ネットワークの種類を「パブリックネットワーク」にする。ほかの機器からパソコンが見えにくくなります
- Webサイトを開いたら、アドレスが「https」で始まっているかを確認する(ブラウザーによっては鍵のマークや設定のアイコンで表示されます)。「保護されていない通信」と出るサイトでは、IDやパスワード、カード番号を入力しないようにします
- Wi-Fiの設定で「自動的に接続」をオフにする。一度つないだフリーWi-Fiに、次から勝手につながるのを防げます。スマホでも同じ設定があります
- 顧客情報や社内システムを扱うときは、スマホのテザリングに切り替える。スマホの通信を使うので、知らない人と同じネットワークに入らずにすみます
- 会社で使っているメールや業務サービスに、二段階認証を設定しておく。万が一パスワードを盗まれても、それだけではログインされにくくなります
自分で判断するのが難しいところ
「フリーWi-Fiは危険」「VPNを使いましょう」という情報は、ネットにもChatGPTの答えにもあふれています。ただ、それは一般論で、あなたの会社で、外出先で何をしているのか(メールだけか、顧客データを扱うのか、社内のサーバーにつなぐのか)によって、必要な対策は変わります。メールを読むだけなら基本の設定で十分なこともあれば、社内システムにつなぐならVPNの導入が欠かせないこともあります。
また、VPNには、個人向けのアプリから、会社のネットワークにつなぐための仕組みまで、いろいろな種類があります。「VPN」という言葉だけで選ぶと、目的に合わないものを契約してしまうこともあります。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:外出先でどんな仕事をしているか、使っているパソコン・スマホ、社内のファイルやシステムに外からつなぐかどうかをチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが、必要な対策を整理し、パソコンとスマホの設定方法、社員に伝えるルールの案をお伝えします
- 解決:外出先でも安心して仕事ができ、社員にも同じ使い方をしてもらえる状態になります
よくあるケース
例えば「ホテルのWi-Fiにつないだら、会社のメールのログイン画面が出てきて、パスワードを入れてしまった」という相談があります。なりすましWi-Fiや偽のログイン画面の可能性があるので、すぐにパスワードを変更し、二段階認証を設定します。あわせて、外出先ではテザリングを使う、Wi-Fiの自動接続をオフにする、といったルールを社員にも共有しておくと、同じことを防ぎやすくなります。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 鍵マーク付きのWi-Fiなら安全ですか?
- パスワードのないWi-Fiよりは安全ですが、パスワードが店内に掲示されていれば、ほかの人も同じWi-Fiを使えます。大事な情報を扱うなら、テザリングやVPNを併用すると安心です。
- スマホのテザリングで通信量が足りるか心配です
- メールや資料の閲覧なら、それほど多くの通信量は使いません。動画会議や大きなファイルのやり取りは通信量が増えるので、契約内容を確認しておきましょう。
- 無料のVPNアプリを使っても大丈夫ですか?
- 提供元がはっきりしないものは、かえって通信を見られるおそれがあります。会社で使うなら、目的に合ったものを一緒に選びましょう。
- 社員向けのルールを作りたいです
- 外出先での使い方を、短いルールにまとめるお手伝いもできます。