使っていないソフトやサービスの月額料金、積み重なっていませんか?
何に払っているかを一覧にして見直します
更新日 2026年10月26日
結論
会社のサブスクを見直すときは、まずクレジットカードと銀行口座の明細を数か月分並べ、毎月・毎年引き落とされているサービスを一覧にするところから始めます。次に、各サービスの「使っている人・最後に使った日・契約の更新日」を確認し、使っていないものや重複しているものを解約・プラン変更します。解約の前に、データの保存とログイン情報の確認を済ませておくことが大切です。
会社のクレジットカードの明細を見ると、英語の名前の請求がいくつも並んでいる。これは何のサービスだったか、誰が申し込んだのか、今も使っているのか、はっきり答えられない。1つ1つは月数百円〜数千円でも、合わせると毎月かなりの額になっていることがあります。
ITのサービスは「月額で気軽に始められる」反面、やめどきを決めにくいものです。このページでは、会社で払っているサブスク(月額や年額で払い続けるサービス)を洗い出す方法と、解約するときの注意点をまとめました。明細の一覧を送っていただければ、それぞれ何のサービスで、本当に必要かを一緒に整理します。
こんな状況ではありませんか?
- カードの明細に、何のサービスか分からない請求がある
- 辞めた社員が申し込んだサービスの料金が、まだ引き落とされている
- 同じような機能のサービスを、部署ごとに別々に契約している
- 無料のお試しのつもりが、いつの間にか有料になっていた
- ソフトの料金が値上がりしているのに気づかなかった
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
なぜ使っていないサービスの料金がたまっていくのか
クラウドのサービスは、申し込んだ人のメールアドレスとクレジットカードで契約するのが一般的です。会社の誰かが「便利そう」と思って申し込むと、社長や経理が知らないまま請求が続くことがあります。
料金が積み重なる典型的なパターンは次のとおりです。
- 無料期間の自動更新:お試し期間が終わると、自動で有料プランに切り替わる
- 退職者の契約:申し込んだ人が辞めたあと、誰も管理していない
- 人数分の契約のまま:社員が減っても、ライセンス(利用する権利)の数を減らしていない
- 重複:Web会議ツールやファイル保存サービスを、部署ごとに別々に契約している
- 年額契約の見落とし:年に1回の請求なので、明細を見ても気づきにくい
一方で、勢いで全部解約すると、大事なデータが消える、ホームページやメールが止まるなどの思わぬ影響が出ることもあります。ドメイン(ホームページやメールのアドレスの住所)やサーバーの契約は、名前が分かりにくいのに止めると大変なものの代表です。
まず自分で試せること
- 会社のクレジットカードと銀行口座の明細を、直近3〜6か月分と、年額のものを見つけるため1年分用意する
- 毎月または毎年、同じ名前で引き落とされているものを、Excelや紙に「サービス名・金額・引き落とし日・支払い方法」で一覧にする
- 名前が分からない請求は、明細に書かれた英語の名前で検索するか、会社のメールの受信箱で、その名前の請求書・領収書メールを探す。誰のアドレスに届いているかで、申し込んだ人が分かります
- 一覧の各サービスについて、「誰が使っているか」「最後に使ったのはいつか」「何人分払っているか」「次の更新日はいつか」を書き足す
- 使っていないと分かったものも、すぐに解約せず、中に残っているデータを保存してから解約する。ドメイン・サーバー・メール・会計ソフトなど、止めると業務が止まるものは特に慎重に確認する
- 今後の申し込みは「会社のカードで申し込むときは、一覧に追記する」ルールにし、半年に1回見直す
自分でやると難しいところ
サブスクの見直しで一番難しいのは、「これは止めていいのか」の判断です。明細の名前だけでは何のサービスか分からないものや、ホームページ・メール・バックアップなど、裏で動いていて普段は目に入らないものがあります。解約した翌月にメールが届かなくなって気づく、ということも起こります。
ChatGPTに明細の名前を聞けば、サービスの一般的な説明は返ってきます。しかし、それがあなたの会社で何に使われているのか、止めたらどこに影響が出るのかは、会社の環境を見ないと判断できません。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:明細の写真やスクショ(カード番号は隠してOK)、分かる範囲のサービス名の一覧
- 任せる:担当スタッフがそれぞれのサービスの正体と役割を調べ、「残す・プラン変更・解約候補」に分けてご提案
- 解決:毎月何にいくら払っているかが一覧で分かり、不要な支払いを止められる状態に
よくあるケース
例えば「明細に毎年数万円の、名前の分からない請求がある」という相談がよくあります。調べてみると、昔ホームページを作ったときに契約したサーバーとドメインの料金で、今もホームページとメールの両方がそこで動いていた、ということが少なくありません。解約するとメールが止まるため、契約者の名義と更新日を確認し、会社で管理できる形に整えるのが正解になります。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 解約したらデータはすぐ消えますか?
- サービスによって、解約と同時に消えるもの、一定期間残るものがあります。解約の前にデータの保存方法をご案内します。
- 誰が申し込んだか分からないサービスはどうすればいいですか?
- 請求メールの届き先や、サービスのログイン画面から、契約者を確かめる方法があります。一緒に調べましょう。
- 安いプランに変えるだけでもいいですか?
- はい。使っている機能と人数に合ったプランに変えるだけで、費用が下がることはよくあります。
- 年額払いに変えた方が得ですか?
- 年額払いは割安なことが多い一方、途中で解約しても返金されない場合があります。1年以上確実に使うものだけ年額にするのがおすすめです。
- 見直しはどれくらいの頻度ですればいいですか?
- 半年に1回、決算の前や新年度の前など、時期を決めておくと忘れにくくなります。一覧があれば見直しは短時間で済みます。