議事録づくりに時間がかかる?
録音から文字起こし・要約まで、AIで楽にする方法を案内します
更新日 2026年10月26日
結論
議事録をAIで楽にするには、まず会議をはっきり録音し、文字起こし機能で文字にしてから、生成AIに「決まったこと・宿題・期限」の形で要約させる、という3段階に分けるのがコツです。オンライン会議ならZoomやTeamsの文字起こし機能、対面ならスマホの録音アプリに付いている文字起こし機能(機種やOSのバージョンによって有無が違います)が使えます。社外秘の会議は、入力した内容がAIの学習に使われない設定やプランかを確認してから使いましょう。
毎週の営業会議、月に一度の役員会。終わったあとにメモを見返しながら議事録を清書するのに、会議と同じくらいの時間がかかっている。録音はしているけれど、聞き直すのは大変で、結局は手書きのメモ頼み。「AIで議事録が自動でできる」と聞いて試してみたものの、名前や専門用語がめちゃくちゃに変換されて、かえって直すのに手間取った。
議事録の作業は、録音・文字起こし・要約の3つに分けて考えると、AIを上手に使えるようになります。まずはこのページで流れと注意点を確認してください。会議の形(対面かオンラインか、人数、時間)と、今の議事録の見本を送っていただければ、あなたの会議に合うやり方を一緒に決めます。
こんな状況ではありませんか?
- 会議のあと、議事録の清書に毎回1時間以上かかっている
- 録音はしているが、聞き直す時間がない
- AIの文字起こしを試したら、人の名前や商品名がでたらめだった
- 会議の内容を外部のAIサービスに入れても大丈夫か不安
- 議事録の書き方が担当者によってバラバラで、読みづらい
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
AI議事録の仕組み:3つの作業に分ける
「AIで議事録」と一口に言っても、中では3つの作業が行われています。
- 録音:声をデータとして残す作業です。ここで音がこもっていたり、雑音が多かったりすると、あとの工程がすべて崩れます
- 文字起こし:録音を文字に変える作業です。音声認識という技術で行います。最近は精度が上がっていますが、会社名・人名・業界用語は苦手です
- 要約:長い文字起こしから、決定事項・課題・宿題を取り出して、読みやすい形にまとめる作業です。ChatGPTなどの生成AI(文章を作るAI)が得意な部分です
うまくいかない原因の多くは、録音の質か、要約のさせ方にあります。逆にこの2点を整えると、議事録にかかる時間はぐっと減ります。
まず自分で試せること
- 対面の会議では、スマホを机の真ん中に置き、エアコンの吹き出し口やプロジェクターの近くを避けて録音する。話す人が順番に話すだけでも認識が良くなります
- オンライン会議なら、使っているツールに文字起こしやレコーディングの機能があるか確認する(ZoomやTeamsは、契約や設定によって使える機能が違います)。参加者には、録音・文字起こしをすることを最初に伝える
- 文字起こしの結果をそのまま清書せず、生成AIに「次の会議の文字起こしから、決定事項・未決事項・担当者と期限の一覧を作ってください。推測で補わず、分からない部分は『不明』としてください」のように、出してほしい形を指定して頼む
- 会社名・商品名・参加者の名前の一覧を、要約を頼むときに一緒に渡し、「表記はこの一覧に合わせて」と伝える
- できた議事録は、出席者の誰かが元の録音やメモと照らして確認してから共有する。AIは、言っていないことを足してしまうことがあります
自分でやると難しいところ
「AIで議事録を作る方法」は、ネット記事にもChatGPTの答えにもたくさんあります。ただ、それはあなたの会社の会議の形やルールを知らない一般論です。対面で10人が話す会議と、オンラインで3人の打ち合わせでは、向いている録音のしかたもツールも違います。
また、会議の内容を外部のサービスに入れてよいかどうかは、契約しているプランの設定や、社内のルールによって変わります。無料版のAIに取引先の情報を入れてしまう、といった失敗は、ツールの使い方以前の判断の問題です。どの設定なら安心して使えるかを確かめないまま始めると、あとで困ることになります。さらに、要約を頼む指示文は、会社の議事録の型や、読む人(社長向けか現場向けか)に合わせて作り込むほど結果が良くなります。この調整は、実際の会議の記録を見ながらでないと難しい部分です。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:会議の形(対面・オンライン、人数、時間)、使っている会議ツール、今の議事録の見本をチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが録音・文字起こし・要約のそれぞれに合う方法を提案し、要約を頼むときの指示文(プロンプト)を、あなたの議事録の形に合わせて作成
- 解決:会議のあと、短い時間で議事録を仕上げられる状態に。情報の扱いで気をつける設定も一緒に確認します
よくあるケース
例えば「毎週の定例会議の議事録を、総務の担当者が毎回2時間かけて作っている」という相談はよくあります。多くの場合、オンライン会議ツールの文字起こしを有効にし、会社で決めた議事録の型に沿って要約させる指示文を用意すると、担当者は内容の確認と手直しだけですむようになります。参加者の名前や商品名の一覧を添えるだけでも、直す手間はかなり減ります。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 無料のAIで議事録を作っても大丈夫ですか?
- 内容によります。社外秘の情報や個人情報を含む会議は、入力した内容がAIの学習に使われない設定やプランかを確認してからにしましょう。
- 方言や早口でも文字起こしできますか?
- 精度は下がりますが、録音の取り方と、要約時の確認でカバーできることが多いです。実際の録音で試してみるのがおすすめです。
- 議事録の型(フォーマット)も作ってもらえますか?
- はい。決定事項・宿題・期限が一目で分かる型を一緒に作り、AIへの指示文に組み込みます。
- 専用の議事録ツールを契約したほうがいいですか?
- 会議の回数や人数によっては便利です。料金は各社の公式サイトで確認し、今あるツールで足りるかと比べて決めましょう。