ExcelとGoogleスプレッドシート、社内はどっちに統一するか迷っていませんか?
今のファイルを見て、移行していいかを判断します
更新日 2026年10月26日
結論
複数人で同じ表を同時に見たり書いたりすることが多く、マクロや複雑な関数をあまり使っていないなら、Googleスプレッドシートへの移行に向いています。マクロ(VBA)入りのファイル、細かい印刷レイアウトの帳票、Excel形式でのやり取りが多い取引先がある場合はExcelを残すほうが無難です。全部をどちらかに決めず、ファイルの用途ごとに使い分けるのも現実的な方法です。
社員から「スプレッドシートのほうが共有が楽ですよ」と言われた。でも、長年使ってきた見積書や売上表はExcelで、マクロが入ったファイルもある。取引先からはExcelで送ってほしいと言われることも多い。今のまま両方を使っていると、どれが最新版か分からなくなってきた…。
どちらが正解というより、会社の使い方に合うのはどちらか、が大事です。このページで違いと判断のポイントを整理してみてください。それでも決めきれなければ、普段使っているファイルを何本か私たちに送ってください。移行して困るものがないかを確認して、おすすめをお伝えします。
こんな状況ではありませんか?
- 同じExcelを何人かで使っていて、「最新版はどれ?」という会話が多い
- メールにExcelを添付して回覧し、戻ってきたファイルをまとめ直している
- 社員が勝手にスプレッドシートを使い始め、社内で2種類が混ざっている
- マクロ入りのファイルがあり、スプレッドシートで動くのか分からない
- Microsoft 365の料金を払い続けるべきか、見直したいと思っている
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
そもそも何が違うのか
どちらも表計算ソフトで、基本的な使い方や関数はよく似ています。違いは主に「どこにファイルがあるか」と「どこまで細かいことができるか」です。
- Excel:パソコンに入れて使うのが基本(ブラウザ版もあります)。機能が多く、大量のデータ、マクロ(VBA:作業を自動で行うプログラム)、細かい印刷設定に強いのが特徴です
- Googleスプレッドシート:ブラウザで使うGoogleのサービス。ファイルはインターネット上(Googleドライブ)にあり、URLを共有するだけで複数人が同時に編集できます。変更履歴も自動で残ります
共有のしやすさはスプレッドシート、機能の多さと取引先との互換性はExcel、とイメージしておくと判断しやすくなります。なお、Excelも「OneDrive」や「SharePoint」に置けば共同編集ができるので、「共有したいから」という理由だけで移行しなくてもよい場合があります。
まず自分で試せること
- 社内でよく使うExcelファイルを書き出し、「複数人で使う」「1人だけで使う」「社外に送る」に分ける。移行の候補になるのは「複数人で使う」ものです
- 候補のファイルにマクロが入っていないか確認する。ファイル名の最後が「.xlsm」になっているもの、開いたときに「マクロが無効にされました」と出るものはマクロ入りです。スプレッドシートではそのまま動きません
- 試しに1本、Googleドライブにアップロードしてスプレッドシートで開いてみる。元のExcelはそのまま残るので安心です。関数がエラーになっていないか、レイアウトが崩れていないか確認します
- 印刷する帳票(請求書・見積書など)は、スプレッドシートで印刷プレビューまで確かめる。ページの区切りや余白の細かい調整は、Excelのほうが得意です
- 今、Microsoft 365を契約しているかを確かめる。契約していれば、Excelのまま共同編集できる環境がすでにあるかもしれません
判断で迷いやすいところ
「スプレッドシートとExcelの違い」はネットで表にまとめた記事がたくさんありますが、決め手になるのはあなたの会社のファイルの中身です。「マクロはない」と思っていても、前任者が作った集計表に入っていたり、一見ふつうの関数がスプレッドシートでは違う結果を返したりすることがあります。
ChatGPTに聞けば一般的なメリット・デメリットは出てきますが、どのファイルなら移行しても大丈夫か、どれは残すべきかは、実際のファイルを見ないと決められません。移行してから「月末の集計が動かない」と気づくと、忙しい時期に二度手間になります。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:社内でよく使うExcelファイルを数本(気になる場合は数字を消したものでもOK)と、何人で・どう使っているかをチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが、マクロや関数・印刷レイアウトを確認し、移行して困る点がないかを判断
- 解決:「このファイルはスプレッドシートへ」「これはExcelのまま」と仕分けた結果と、移行するときの手順をお伝えします
よくあるケース
例えば「スプレッドシートに移したら、売上集計の表だけ数字が合わなくなった」という相談はよくあります。原因は、Excel独自の関数やマクロがスプレッドシートでは動かなかったこと、あるいは日付や数字の形式が移行時に変わってしまったことが多いです。集計用のファイルだけExcelに残すか、スプレッドシートで動く式に組み直すと、両方のよいところを使えます。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- Googleスプレッドシートは無料で使えますか?
- Googleアカウントがあれば無料で使えます。会社として管理したい場合は有料のGoogle Workspaceもあります。料金は公式サイトで確認してください。
- 取引先にはExcelで送りたいのですが、スプレッドシートから出せますか?
- はい。Excel形式でダウンロードして送れます。ただ、レイアウトが少し変わることがあるので、送る前に確認するのがおすすめです。
- 社内で両方使うのはよくないですか?
- 用途ごとに決めておけば問題ありません。「どのファイルをどちらで使うか」を決めずに混ざるのが一番困るので、その整理を手伝います。
- マクロをスプレッドシートで動かす方法はありますか?
- 「Google Apps Script」という別の仕組みで作り直すことはできます。作り直すほどの価値があるかも含めてご相談ください。