USBメモリや外付けHDDを挿しても認識されませんか?
中身を守りながら、原因の切り分けからお手伝いします
更新日 2026年10月26日
結論
USBメモリや外付けHDDが認識しないときは、まず別の差し込み口や別のパソコンで試し、「機器側の問題か、パソコン側の問題か」を分けるのが近道です。Windows なら「ディスクの管理」で機器が見えているかどうかも確認できます。中身が大事な場合は、画面に「フォーマットしますか」と出ても押さず、自分で判断がつかなければ専門家に相談してください。
取引先から預かったUSBメモリを挿したのに、エクスプローラーに何も出てこない。昨日まで使えていた外付けHDD(パソコンにつなぐ外付けの保存箱)が、今日はランプが点くだけで開けない。中に大事な書類や写真が入っているほど、焦って何度も抜き挿ししたくなるものです。
まずは落ち着いて、このページの「自分で試せること」を上から順に確認してみてください。それでも認識しなければ、パソコンの画面の写真と、USB機器の型番が分かる写真をチャットで送ってください。データを守ることを最優先に、どこで止まっているのかを一緒に切り分けます。
こんな状況ではありませんか?
- 挿すと「ポロン」と音はするのに、エクスプローラーにドライブが出てこない
- 「ドライブ E: を使うにはフォーマットする必要があります」と表示されて、押していいのか迷っている
- 外付けHDDのランプは点くのに、中のフォルダが開けない、または異常に遅い
- 前のパソコンでは使えていたのに、新しいパソコンに替えてから読めなくなった
- 中には経理データや取引先の書類が入っていて、バックアップはどこにもない
ひとつでも当てはまったら、このページの方法で解決できます。
なぜUSB機器が認識されないのか
原因は大きく分けると、次の4つのどこかにあります。
- 差し込み口や電源の問題:パソコン前面の差し込み口やUSBハブ(差し込み口を増やす分岐器具)は、電力が足りないことがあります。特に外付けHDDは電気を多く使うため、ハブ経由だと回転しきらず認識しないことがあります。
- パソコン側の設定やドライバーの問題:ドライバーとは、機器をパソコンに正しく動かすための小さなソフトのことです。Windows Update の途中だったり、一時的に読み込みに失敗していたりすると、機器が見えなくなります。
- ドライブ文字が割り当てられていない:パソコンは機器を「Eドライブ」「Fドライブ」のような名前で管理しています。この名前が付かないと、機器自体は動いていてもエクスプローラーに表示されません。
- 機器そのものの故障や、保存形式の違い:落とした・長年使っている・カチカチと異音がする場合は、機器の中の部品が傷んでいる可能性があります。また、Mac で使っていた外付けHDDは保存形式(データの並べ方のルール)が違い、Windows ではそのまま読めないことがあります。
ここで大切なのは、「フォーマットしますか」という表示が出ても、データが消えたとは限らないということです。パソコンが中身の並べ方を読み取れていないだけのこともあり、ここで「はい」を押すと、その後の復旧が難しくなります。
まず自分で試せること
- 一度USB機器を取り外し、パソコンの別の差し込み口に直接挿す。USBハブや延長ケーブルを使っている場合は外して、本体の背面や側面の差し込み口に直接つなぎます。
- 外付けHDDに電源アダプターが付属している場合は、コンセントにつながっているか、ランプが点いているかを確認する。ケーブルが別にあれば、ケーブルだけ交換して試すのも有効です。
- パソコンを「シャットダウン」ではなく「再起動」する。スタートボタン→電源→再起動の順です。一時的な読み込みの失敗であれば、これで認識することがよくあります。
- スタートボタンを右クリックして「ディスクの管理」を開き、一覧に機器が出ているかを確認する。出ていれば機器は生きています。容量や名前が表示されていれば、その画面を写真に撮っておくと相談がスムーズです。ここでは表示を見るだけにして、「フォーマット」「ボリュームの削除」などの操作はしないでください。
- 別のパソコン(家のパソコンや同僚のパソコン)に挿して試す。別のパソコンでも読めなければ機器側、読めればパソコン側の問題と切り分けられます。Mac で使っていた機器なら、Mac につなぐと読めることもあります。
- カチカチ、ジーという異音がする、焦げたようなにおいがする場合は、すぐに取り外して使うのをやめる。通電を続けると傷みが広がることがあるため、そのまま専門のデータ復旧業者に相談するのが安全です。
自分でやると危ないところ
USBが読めないときにネットで調べると、「フォーマットすれば使えるようになる」「コマンドで修復する」といった手順がたくさん出てきます。ChatGPTに聞いても同じような答えが返ってくるかもしれません。それ自体は間違いではないのですが、「中身を捨ててもいい機器を使えるようにする方法」であることが多いのです。
あなたの機器に何が入っていて、どこまで読めているのか、異音はあるのかは、一般論では分かりません。手順を一つ間違えると、本来なら取り出せたはずのデータまで取り出せなくなります。迷ったら手を止めて、状況を見てから次の一手を決めるのがいちばん安全です。
それでも解決しないときは、送るだけ
- 送る:エラー表示の画面写真、「ディスクの管理」の画面写真、USB機器のメーカー名と型番が分かる写真をチャットで送信
- 任せる:担当スタッフが、機器側かパソコン側かを切り分け、データを消さずに試せる次の手順をお伝えします。機器の故障が疑われる場合は、データ復旧業者に相談する際のポイントもご案内します
- 解決:パソコン側の設定で直る場合はその場で読めるようになります。今後同じことで困らないよう、バックアップの取り方もあわせてご提案します
よくあるケース
例えば「新しいノートパソコンに替えたら、事務所の外付けHDDが認識しなくなった」という相談がよくあります。前のパソコンより差し込み口の数が少なく、USBハブ経由でつないでいたために電力が足りていなかった、というのが典型的な原因です。本体に直接つなぐか、電源付きのハブに替えると、そのまま中身が見えるようになります。
料金
この内容は相談プラン(月額5,000円・税込5,500円)の範囲内です。チャットで何度でも聞けて、初月は無料。いつでも解約できます。
料金プランを見るよくある質問
- 「フォーマットする必要があります」と出ました。押すとどうなりますか?
- 中身が初期化され、データを取り出すのが難しくなります。大事なデータが入っている場合は押さずに、「キャンセル」を選んでご相談ください。
- 取引先から預かったUSBメモリなので、勝手に触るのが不安です
- 中身を開かずに、画面の表示と機器の写真だけで切り分けることもできます。先方への確認が必要かどうかも一緒に考えます。
- 壊れてしまったUSBのデータを取り出してもらえますか?
- 機器を分解するような復旧作業は行っていません。必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談するときの伝え方や注意点をご案内します。
- そもそもUSBメモリでデータを持ち歩いて大丈夫ですか?
- 紛失のリスクがあるため、クラウドの共有フォルダに切り替える会社も増えています。今の使い方に合った方法をご相談いただけます。